2009年 11月 05日
はじまりました! |
キリム・ギャッベと古モノ展
~ずっと好きなもの・受け継がれていくもの~
今日から始まりました。
久しぶりのイベントでご来店いただけるのか、ドキドキしていましたが
わざわざ神戸のほうからもお越しいただいたり、
いつもお会いするお客様ものぞきに来てくださったり。
いっとき混雑してしまうくらい、予想していたよりもみなさまにお越しいただけて
ちょっとほっとした嬉しい初日となりました。
キリム・ギャッベって何だろ?とご存知ない方も
聞いたことはあるけれど実際に見たことがない。という方に。。。
キリムは遊牧民の女性たちが日常生活で使用するために一枚一枚手織りした
平織り(縦糸と横糸を交差させ織っていく手法)の織物です。
母から娘へと受け継がれて織られてきたその歴史は
高級敷物として有名なペルシャ絨毯よりも古いとされています。
味のある古いキリム、オールド・キリムは、長い時を経て、草木染めの色もさらに落ち着き、
織り上げられた時よりも渋く深い色合いになっています。
さまざまな模様と色使いは、織る人のその時の思いや願いが込められていて
まさに世界に一枚だけのアートです。
キリムは主な素材であるウールの質や紡ぎ方・毛糸の染め方・織りの技法等、
様々な要素によってお値段はいろいろです。
今回は3000円前後のものから十何万というものまでそろえています。
ギャッベ(ギャベ)は、主にイラン西部の遊牧民によって古くから織り続けられている
伝統的な毛足の長いじゅうたんのことをいいます。
デザインは、人や動物や木や花など、自然とともに生活している
遊牧民族ならではで、どれも自然がモチーフになっています。
家族で育てた羊からとった羊毛を手でつむぎ、草木染・手織りで作り上げてゆきます。
素材(ウール)も色(草木染)も自然100%、
大自然と共に暮らす遊牧民の原始的な力強さと、
素朴な自然を感じさせる不思議な魅力をもったものです。
実際に触れていただき、その手触りと色合いの良さを実感していただきたいです。
不思議とキリムやギャッベはお部屋のテイストを選びません。
モダンテイスト・ナチュラルテイストのお部屋でもアジアンテイスト、和室でも似合うんです。
お部屋に敷くだけでなくタペストリーのように掛けたり、いろんな使い方ができるのも魅力。
欧米でもキリム・ギャッベは人気で洋書でもよく登場しています。
キリム・ギャッベの認知度は日本でもあがってきて、インテリアに取り入れたお家を
雑誌などで目にすることも多いですね。
今回たくさんのキリム・ギャッベをご用意しています。
手仕事の素晴らしさを一人でも多くの方に見ていただけたらいいなぁと心から思っています。
もちろんお買い上げいただけると嬉しいですけど、
「just looking!」でも全然大丈夫です。いっぱいひっぱり出してご覧くださいね。
普段置いている雑貨などもすべて店頭に出していますので
この機会にぜひご来店くださいね。
お待ちしております!
by natyr
| 2009-11-05 23:59
| イベントのお知らせ